生命保険 シミュレーション

保険料のシミュレーション


保険の見直しを考える人は当たり前のようにネットで保険料シミュレーションをすると思います。
ですが、もっと大切なシミュレーションは保険料支払い期間のシミュレーションや、解約返戻金のシミュレーションだったりします。

終身払いは必ずシミュレーションを

終身保障は全て定額払いです
保険料シミュレーションの代表例として、終身保険のシミュレーションについて書いてみましょう。

死亡保険の終身保険や終身のガン・医療保険で気をつけるべき項目は、「保険料の終身払い」です。
最近は保険料の終身払いだけを「定額払い」と書く保険会社もあるようですが、ある意味ウソです。円貨の生命保険は基本的更新がある保険でない限り、保険料支払期間中は毎月一定額の保険料です。

終身払いは死ぬまで払います
保険料の終身払いは、保険料生涯払い=保険料死ぬまで払いとも言い換えられます。
最近の三十歳男性の平均余命は51年、女性は57年だそうです。終身払いはその長い年月ずっと保険料を支払い続ける覚悟が必要になります。

保険料総額を試算・比較してください
他にも終身払いで気をつけることは保険料総額です。
ある医療保険の保険料シミュレーションで、30歳男女の、全く同じ保障内容で保険料を試算・比較してみましょう。

30歳男性
60歳払い:月額保険料約6,600円
終身払い:月額保険料約4,200円
となります。
ですが
6,600円×12×30年=2,376,000円
4,200円×12×51年=2,570,400円
もし本当に保険料を51年払い続けるなら、60歳で保険料を払い終えるよりも約20万円ほど高い保険料総額になります。

30歳女性
60歳払い:月額保険料約7,300円
終身払い:月額保険料約4,300円
となります。
ですが
7,300円×12×30年=2,628,000円
4,300円×12×57年=2,941,200円
もし本当に保険料を57年払い続けるなら、60歳で保険料を払い終えるよりも約31万円ほど高い保険料総額になります。

終身払いは長期ローンと同じ
月額保険料が安くなる終身払い(定額払い)ですが、60歳払い(60歳まで払い)とは違い長期ローンと同じような欠点があり、保険料支払総額が高くなってしまいます。

シミュレーションすべき点は「期間」と「総額」
毎月の保険料を試算・比較するのは大切ですが、もう少し大切なのは保険料支払い期間と保険料総額になるでしょう。
全く同じ保障内容なら、保険料総額が安い方がいいです。保険会社に余計やお金を払うのは避けたいですよね?
また、保険料終身払いを定額払いと言っている理由は、終身払いのもう一つの恐ろしさである「老後は保険料を少ない年金から支払わなければならない」から眼を逸らすことかもしれません。
この問題から目を逸らすことができれば、保険会社は儲かる」のですから。

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戻るお金もシミュレーション

返礼金のシミュレーション

返戻金の試算
保険料のシミュレーションは当たり前ですが、解約返戻金のシミュレーションはあまり考えたことが無いのではないでしょうか。
例えば終身保険は、年齢と保険金額、保険料支払い期間を入力すれば、月々の保険料だけで無く「解約返戻金」の試算もできるようになっています。

終身保険は微増する
ある通販系の終身保険のシミュレーションは、解約返戻金のシミュレーションもできます。

例えばネットでみつけた
30歳男性、死亡・高度障害保険金300万円・保険料支払い期間65歳まで・月額保険料約5,900円の場合

支払保険料総額:5,900円×12×30年=2,478,000円
65歳まで保険料を満額払い続けたときの解約返戻金:約2,700,000円
保険料総額対解約返戻金比:約108.9

35年間死亡保障300万円の恩恵を受けながら、保険料総額よりも大きな解約返戻金になる効果が望めます。
65歳で解約すれば、「保障は消えますが」現金を手にできます。しかも保険料は全く損していないのです。

死亡保険のシミュレーション
終身保険は月額保険料が定期保険と比較にならないほど高いですが、定期保険は保険金が大きいですが解約返戻金がありません。
一方、終身保険は保険料が高くなるので保険金が低くなってしまいますが、保険料を満額支払えば保険料が戻ってくる効果を望めます。
死亡・高度障害保険金の二つの保険は、それぞれの特徴も考えたシミュレーションが必要になります。

お金を増やす保険のシミュレーション

運用目的保険のシミュレーション

円貨の養老保険と年金保険
この二つの保険は終身保険より率の良い解約返戻金目的の保険ですが、マイナス金利時代に入り、特に円貨の養老保険は元本割れを起こすようになってきました。
そこで今は外貨建ての養老保険や年金保険が受けていまして、外貨建て保険を主に扱う保険会社が設立されるようにまでなりました。

外貨建て保険のシミュレーション
外貨建ての保険は為替差損が怖い保険商品ではありますが、外貨特有の予定利率の高さがありますので、円貨のお金が残る保険よりもかなり良い運用効果を期待できます。
ある豪ドル建て年金保険は保険料全額一括払いで数百万円のお金を用意する必要があるそうですが、カタログのシミュレーションを見ると、解約返戻金が10年以内に保険料の二倍に達する可能性が相当高いようです。

保険のシミュレーションは総合的に

保険のシミュレーション項目は多数

死亡保険などの遺族を守る保険、医療保険などの自分を守る保険、年金保険などの老後資金を増やす保険
保険料が消える保険、保険料が損しない保険、保険料=元本を大幅に増やす保険
保険料支払い期間、保険料支払える期間、支払える保険料

これらを総合的に加味して、目先の保険料だけを試算せず退職後や老後も踏まえた保険シミュレーションをすると、金銭的にかなり得な保険を組立や切り替えができるようになるでしょう。

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