通院特約とは

通院特約の意味・解説です

医療保険やがん保険に任意付加できる、入院して治療した傷病についての退院後の通院に対し、一日の通院で○千円の給付といった一定額で保障される特約です。

退院後の通院費用を保障します

病気や怪我で入院をして無事退院できても、状況によっては退院後の通院治療が続いたり、リハビリのため何度も病院に通院しなければならないことも考えられます。
大病院がある都市部から離れた場所に住んでいる方も多いですよね。病院が自宅のすぐ近くだったり、交通の便が良いところならいいのですが、遠方の病院だと大変です。

更に高齢だったり、北国で季節が冬だっりすると、タクシーを使ってみたりと一日通院するだけでもかなりの出費が考えられます。
こういった時に通院特約は活躍します。

入院しないとダメです

医療保険やがん保険は生保損保で取り扱っているので、まとめて「保険会社」と書いていきましょう。
通院給付は大前提があり、医療保険などで入院給付金が支払われる傷病の治療について、退院後も通院する必要があり、実際に通院した場合に給付されます。

この入院に伴うのであれば、経過観察のための通院も認められる場合があります。
さらに最近の医療保険などは、入院前の検査通院でも通院給付金を支給する商品もあります。

何故通院給付に入院が必要なの?
通院給付は入院した傷病についての継続治療じゃないとダメです。ということになりますが、何故入院を伴う必要があるの?と思いませんか。

老後、複数の病気を持っていることは当たり前になり、入院を伴わない通院を何回もするでしょう。
保険会社がこういった多数回(多数日)の通院について通院給付を支払うのなら、給付金の払い過ぎが生じて通院給付の特約保険料が極端に高騰します。
給付条件をを付けて通院給付が過剰に支払われないようにすることは、保険料を極力抑えて消費者を守る為でもあるのです。

給付の対象にならない通院があります

入院を伴わない傷病は保障対象ならず、さらに医療保険は美容整形や正常分娩の入院が保障されないので、これらについての入院後の通院では給付されません。
さらに給付が認められない例としては

●風邪引いたから近所の医者に行きました。
これは入院を伴っていないので給付対象にはなりません。

●虫歯が痛くて歯医者に行きました。
医療保険の保障範囲外です。

●がんで入院して退院後、捻挫をしたので近所の医者に行きました。
これも通院給付の対象にはなりません。入院したがんについての通院治療なら給付の対象です。

支給額は入院給付金が基準で限度日数があります

通院給付特約で受け取れる通院日額は、保険商品によって、入院給付金日額と同額か、入院日額の6割に大別されます。また入院給付日額より多い通院給付金の設定はできません。
保険期間中の通算支払限度日数は、1,000日か1,095日のどちらかになります。

通院給付金の給付期間は退院の翌日から起算され、退院日の翌日から180日以内の保障と120日以内の保障があります。格安医療保険などは120日間の保障が多いようです。
最近の医療保険などは、入院前60日以内の通院についても給付してくれる商品もありますが、もちろん入院する傷病に直接関連がある通院に限られます。

だったら、退院後180日の保障期間のうち土日祝を除いた全て平日で通院すれば、もらえる給付金が増える!100日分はもらえるかも!ということはありません。
この180日または120日のうち、累計給付限度日数は30日分になります。

疾病によっては保障期間が延びる保険もあります
三大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)で入院の場合、退院翌日からの通院保障期間が730日などに延長される医療保険などもあります。がんの場合だけ退院後5年の通院給付期間に延びる商品もあります。

抗がん剤治療は週に1回から2回という頻度から月間1回から2回など、頻度が様々ですし、長期間の治療になる可能性もあります。
また、例えば脳血管疾患で身体の一部が不随になった場合、長期のリハビリが必要になります。

通院特約に限った話ではありませんが、治療の頻度やリハビリ期間も考えて特約の不可を判断し、給付額を設定すべきですよね。

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通院特約の給付金は使途自由です

今までに書いたことをまとめると、通院給付金は自宅から病院までの交通費のお金と考えてしまいそうですが、実は使途自由です。というよりも、医療保険やがん保険で受け取れるお金は全て使途自由です。

生活費の補助にしてもいいのです

通院特約なんてたいした金額が出ないのだから不要!なんていう人も居ますが、例えばサラリーマンなどの場合は通院しながらでも会社に通えることもあるので、通院特約の給付金は不要かもしれません。

ですが、通院すると仕事が半日潰れてしまうような自営業や、サラリーマンであっても運送業や現場作業などの職種の場合、怪我の程度によっては働くことが出来ない状態だからこそ通院が必要がある場合もあります。
契約社員などの場合は、通院で潰れた時間分の時給が稼げません

職業によっては入院・通院給付を高めに

自営業などの場合は通院で日銭が稼げないことにあり得ますし、サラリーマンでも怪我などが原因で下がってしまう給料の補填が必要です。
まして、契約社員などの場合は本当に時給=生活費に影響するので、時給の補填ということで入院日額と通院給付を高くしておいた方がいいかもしれません。

家事代行や気晴らしの小遣いとしても

さらに、主婦が通院するような場合、時間が無いとか体がだるくて家事が出来ないくような状態であれば、家政婦を雇うお金に通院給付を使っても良いのです。
通院する時に小さい子どもを預ける必要があるなら、一時保育費用やベビーシッターに使ってもかまいません。

長期の抗がん剤治療やリハビリが苦しくなったら、>思い切ってしてもいいのです。

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通院特約は必要か不要か

最近の医療保険は通院特約が無い商品が増え、格安医療保険などは傷病全体についての通院ではなく、がんについての通院だけを保障する通院特約だけが用意されていることもあります。
特に格安医療保険は日数払いの通院特約が最初から無い商品もあります。通院特約は本当に必要なのでしょうか。がん治療を例に考えてみましょう。

管理人が体験した入院の短期化

特にがんはこの20年での入院日数が激減し、代わりに通院日数が伸びているそうです。
がんは通院治療が激増して、手術入院が短期化していると言われても説得力に欠けると思うので、初期の大腸がんの手術をした管理人の体験談などを書いておきましょう。

通院給付を付けておけば良かったかな

最近の低ステージとか初期のがんは、大腸がんなら腹腔鏡術という、開腹しない手術方法が普通になりました。管理人もこの腹腔鏡術でした。
入院前の検査通院は、CTスキャンの空き状況が、その他の検査日と合わなかったため、2回の通院での検査になりました。
管理人の保険は通院特約はありますが、入院前の通院は保障されていないので、通院給付金の対象にはなりません。

術前説明でツッコミ

入院初日は手術の説明や点滴チューブの取り付けなどがあり、翌日が手術日になります。
カメラの付いた棒二本と鉗子の付いた棒二本を入れるための、直径1cm程の穴を腹部に四カ所開けて、切除した腸を取り出すための切開部分は臍を含めて5cm程切るだけだそうです。
臍と一緒に切ることで、傷を目立たなくする効果を狙うのです。
予想出血量は20ccだそうで「術前の採血検査で採られた血液量よりも少ないよ!」と、驚いてツッコミたくなるような説明がありましたよ。

手術の翌日から退院準備

手術の簡易化は傷の回復も早めるようになり、手術の翌日には傷が痛いにもかかわらず病院内を50メートル程歩かされ、歩いて退院する準備が始まります。
これは血栓防止も兼ねています。
痛くてベッドから起き上がれないと、複数人の看護師さんが満面の笑顔で励ましなが起こしてくれる(というよりも無理にでも起こされる感じ)ので、点滴棒に掴まりながらなんとか院内を歩けるのです。
歩く間は看護師が付いていくので安心してください。と、何が何でも歩かされます。

女王様は笑顔の弩Sです

管理人の体から尿チューブと、血液・リンパ液チューブが出て、点滴棒の根本付近に取り付けられた二つの透明ビニールに黄色の液体(尿)と朱色の液体が貯まっているのですよ。
こんな状態なのに歩きましょういう、ドSというよりも「弩S」な看護師さん達は、まるで女王様です。
痛さに耐えながら点滴棒に体重の半分を預けてよろよろ歩く間、看護師さんは「歩き方が上手いですねぇ〜」とか「この調子でもう少し歩いてみましょう!」などと強烈に励ましてくれます。

退院後の通院は1回だけでした

医療技術の進歩でがん治療の入院日数は短くなりましたが、管理人が知る範囲で言えば、看護師さんたちの助力の部分も大きいのです。
で、手術の翌日によろよろ歩いているような患者が術後5日程で普通に歩けるようになり、術後一週間で便が出て二本のチューブが外されて、がんの手術後8日で退院です。

余談ですが、昔のがん治療は数十センチを切る開腹手術で大きな傷の治りが遅く、術後5日間は一歩も歩かせなかったそうで、胃の切除術などは退院まで一ヶ月半などの日数だったそうです。
そのような経験をされた方からすると、合計9日の管理人の入院は短すぎて驚かれるかもしれませんね。

管理人の退院日の一ヶ月後の診察だけが退院後の通院になりました、手術してくれた担当医から「今回は完治と言って良いでしょう」と言われ、その後は2年に1回大腸内視鏡検査で病院に行くことになります。

通院給付金と通院特約の保険料

管理人は、入院前に2回、退院後は1回の通院でしたが、通院給付を付けていたとして、通院特約の支払保険料総額と給付される通院給付金を差し引きしたらどうなったかな?と思うのです。
退院後も保険料を払い続けることを考えると、多分特約保険料総額よりも通院給付金の金額が少なくなると思います。
通院特約の是非は通院給付が頻繁に必要になる老後までわからないかもしれません。

通院給付金が出て欲しいと願う例

通院給付は必要なのかな?と優柔不断な管理人ですみせん。
もう一つ、身内の例があります。

70代の叔父ががんになり、病状が特殊な為、電車に乗って自宅から二県(200km)離れた大病院に、月に三回程抗がん剤治療などを受けに行っていると、伯父から連絡が来ました。
体調が良ければ一人で往復400kmを通院するそうですが、体調が悪いと叔母さんも一緒に付いていくそうです。
電車賃は往復14,000円弱なんです。夫婦だと28,000円ですので、通院だけでも相当なお金が必要になります。

叔父さんが医療保険とかがん保険に加入しているかどうか聞けませんが、通院保険の必要性を感じる生々しい事例が身近に起きたことに驚きました。

叔父さんが快復することを願います。

通院特約はあなたの判断に次第です

通院給付についていろいろ書きましたが、ある程度若い内は必要性を感じにくくても、老後は必要なのかな?と考えてしまいます。

一つ言えるのは、管理人はがんになってしまったので「通常の」医療保険もがん保険も加入することができません。もし加入するとすれば保険料が鬼のように高く保障が薄い緩和型の保険しか有り得ないでしょう。
そのようになってからでは、通院特約の付加を考えてもあまり意味が無いですよね。

医療保険やがん保険に新規加入または見直しを考えているのなら、通院特約の付加する・しないで後悔しないよう、近年の通院状況の推移などを参照しましょう。
できれば保険の専門家などに、最近の保険の状況や、重篤な病気に対する拡大保障などもしっかり聞いておくのも必要だと思います。

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