指定代理請求制度とは

指定代理請求制度を解説します

例えば事故に遭い、手術しても何日も意識が無いような場合、自分が加入している医療保険の手術給付金をどのようにして保険会社に請求すればいいでしょうか。
意識が回復しても、必要書類に文字を書くことができるでしょうか。
こんなとき、指定代理請求制度が活躍します。

指定代理請求制度とは

■ 被保険者(保険を掛けられている人)自身が、保険金や給付金の受取人になっている保険契約について適用できる制度です。
被保険者本人が保険請求できない状態の時に、その被保険者に代わって、あらかじめ指定されていた「指定代理人」が保険請求をする権限を行使できます。
指定代理人は保険の契約時に指定されますが、保険期間中に被保険者の了承を得て変更することもできます。

最近は、被保険者=受取人の指定代理請求以外に
■ 契約者(保険料を払い続ける人)が保険料払込免除を請求できる状態になったにもかかわらず、本人が請求できない状態の時も、指定代理請求制度が適用できます。

保険請求できない状態とは?

被保険者が自ら保険請求のできない状態になったときは、大きく三種類です。
●意識が無い状態
●身体に障害を受け自ら連絡のできない状態
●病気や怪我の本人告知を受けていない場合
これらが一つでも該当した場合、指定代理請求制度が適用できます。

指定代理人になれる人の範囲があります

例えば死亡保険の指定代理人が見ず知らずの他人だったら犯罪の臭いがしますよね?そんな指定代理人を保険会社は認めません。
では指定代理人はどのような範囲に限られるのでしょうか。

1.被保険者の戸籍上の配偶者
2.被保険者の直系血族(血縁の祖父母、父母、子、孫、曾孫、曾祖父母)
3.被保険者の三親等内の親族(兄弟姉妹、子の配偶者、配偶者の父母、伯父・叔父、伯母・叔母、甥、姪)
これが多くの生命保険会社に共通して認められている指定代理人の範囲です。

このような場合に指定代理人が活躍します

ちょっと難しく書いてしまいましたが
例えば、ガン保険に加入している妻自身が、重度のガンであることを告知されていない状態で入院している場合。

重度のガンであるので、夫は妻にガンであることを告白して妻を落胆させたくありません。
ですが、ガン保険に加入している妻自身が保険会社に診断書を提出して申請しないと、ガン保険の保険金も給付金も受け取れません。

妻がガン保険に加入するとき、夫は妻のガン保険の「指定代理人」欄に自分(夫)の名前を書いていました。
保険会社に連絡を取ると、指定代理人は確かに夫になっているので、妻に代わってガン保険の保険金・給付金請求が出来るという回答をもらいました。
こうして、妻にガンであることを知らせずに、妻のガン治療の保険金と給付金を受け取ることができたのです。

こんな感じで書けばわかりやすいでしょうか。

リビングニーズでも適用できます

リビングニーズを活用する時も同様で、やはり被保険者本人には告知できない状況も考えられます。
リビングニーズは、余命半年以内と医師に診断確定されたときに、上限3,000万円いないで死亡保険金の全部または一部を存命の内に前受けできます。
このようなときも指定代理請求制度は活躍します。

誰が指定代理人になれるかということも保険会社によって多少の差はありますが、大体同様の基準になっているようですので確認をしてください。

指定代理請求制度の範囲拡大と欠点

最近は指定代理人の範囲が拡大されて、介護や同性の同棲状態など、最近の世情を反映するようになりました。

指定代理人の範囲は拡大されています

4.上記1〜3に該当しなくても、被保険者と同居している、または被保険者と生計を一(いつ)にしている、異性・同性の人物。

5.被保険者の療養や看護に注力する人物、または被保険者の財産管理を行っている人物
 被保険者の財産管理については、被保険者からの委任状を求める保険会社もあれば、それを明記していない会社もあります。
 被保険者が認知症になったのでなし崩し的に財産管理をするようになった場合は、委任状を書く知能的なの力がありませんよね。そんな場合は下記6が適用されるのでしょうか。

6.その他、指定代理人になることができる特別な事情があるとして保険会社が認定した人物。
 このように指定代理人の範囲を良い意味でぼかすようにもなっています。

ただしこれら4〜6については
●事実の確認
●被保険者の将来の利益を目的として保険請求をするという適切な理由
これらを保険会社が認めることが必要です。
最近できた4〜6は、まだ新しいことと事実の判断の難しさがあるようで、保険会社によってはまだ明文化されていないこともあります。

指定代理人請求の欠点はあるの?

例えば医療保険やガン保険の場合、既に指定代理人により給付金請求と支払が終了しているので、被保険者=受取人本人が退院後に自分で入院・手術給付金などを請求しても、重複になる部分は支払われません
また、指定代理人がリビングニーズで死亡保険金を前受けした場合、死亡保険を全額支払うような場合は被保険者の医師とは無関係に保険契約が消滅します。
リビングニーズで死亡保険金の一部を前受けした場合は、被保険者の意思とは無関係に死亡保険金が減額されることになります。
う〜ん・・・これらを欠点と言っていいのか、判断しかねます。

古い契約は後付け可能です

指定代理請求制度はリビングニーズと同じく、1992年に制度として付加されています。
古い生命保険に加入されている人は、この制度が付いていない場合もありますので保険会社に確認してみるといいでしょう。
今からでも無料で指定代理請求制度を付けてくれることもあります。

保険選び 更新はありませんか?値上がりませんか?

万が一があっても家族は大丈夫ですか?

医療やガンの保障は古くないですか?


保険の無料相談で気軽に相談できます

専門家が必要額をシミュレーションして

希望を聞いて複数社から絞り込んでくれます

もちろん、保険の相談だけでもいいんです


お子さんを連れての保険相談も大丈夫

保険ショップのキッズスペースで安心です

無理に保険を勧めることはありません


ゆったりした暮らしを叶える理想的なプラン

お店の空き状況は簡単に確認できます

予約は簡単、相談は何回でも無料ですよ


保険相談右保険無料相談ランキング保険相談左