保険 見直し シュミレーション

保険の見直しシミュレーション4選!遺された家族を守れる保障に変えましょう

よく保険料の試算という意味画のシミュレーションサイトを見ますが、ここで紹介する保険の見直し4種のシミュレーションは
死亡保険金は何万円が理想的か算出する、一番良い保険の組合わせがどれか考える、医療保険は職業や給付金の内容を把握する、保険料は総額も考える。このような内容です。
計算などが無くシミュレーションとは言いにくい部分もありますが、保険を見直す時の参考なると思いますので良かったら読んでみてください。

死亡保険金のシミュレーション

まずは最低限必要な死亡保険金をシミュレーションしてみましょう。死亡保険は遺された家族が不幸にならないようにお金を残す(遺す)目的があります。
遺された家族が保険金不足で生活費に困窮したり、教育費が不足してお子さんの希望する進路が叶えられないのも嫌ですよね。
死亡保険金は多ければ良いかもしれませんが「どんな金額」より多ければ良いでしょうか。その金額を算出できるのが「必要保障額」です。

必要保障額は足し算と引き算

例えばわかりやすくするために、双子の2歳のお子さんがいるとします。
明日、主所得者(ご主人としましょう)が急に他界した場合に末のお子さんが社会人になるまで何万円必要でしょうか、という金額です。
大きく考えて
・奥さんと2人のお子さんの20年分(22歳で社会人)の生活費・住居費
・2人のお子さんの大学までの教育費
の合算額が必要です。
ですが
・お子さんが18歳の3月分までにもらえる遺族年金
・死亡退職金
・現在持っている預貯金や売却できる資産
これらは必要な金額から引き算することができます。

必要保障額の算出方法

試しに、2人のお子さんが高校までは公立で大学は私立理系の場合の必要保障額を超簡単にシミュレーション・算出してみましょう。

わかりやすくするためにざっくりですが、現在賃貸で家賃が10万円・遺された家族3人の教育費無しの月間生活費が17万円、お子さんの躾などを考えて奥さんは働かないとします。
お子さん1人の教育費は、指定保育園は住民税非課税世帯で幼児教育無償化の範囲内として0円ですが、小学校から大学まで約1,300万円が妥当でしょう。

ご主人の死後20年間で必要なお金
家賃:10万円 x 12ヶ月 x 20年=約2,400万円
生活費:17万円 x 12ヶ月 x 20年=約4,080万円
教育費:1,300万円 x 2人=約2,600万円
合計8,600万円

え゛っ!8,600万円の保険に入らなければならないの!? と思うかもしれませんが、ご主人の死後に入るお金もあります。
主な入金は遺族年金でしょうか。わかりやすくするためにお子さん2人の場合は年額100万円ほどの支給で、今から16年間の給付があるとします。
死亡退職金は100万円と仮定します。

遺族年金:年額約100万円 x 16年=1,600万円
死亡退職金:100万円
合計1,700万円

20年間で必要なお金から、死後に入金するお金を差し引きします。

8,600万円−1,700万円=7,380万円

この7,380万円→7,400万円がざっくり計算した必要保障額になります。
余談ですが、もし住宅を購入済みであれば住宅ローン契約時に加入する団信で以後のローンの支払がなくなりますので、家賃の2,400万円が消えて必要保障額は5,000万円になります。

保険の組合わせシミュレーション

次は、7,400万円の死亡保険金を満たす生命保険に、どのように加入すればいいか?というシミュレーションに移りましょう。
ご主人が35歳としてN社の収入保障保険と、Z社の定期保険で、必要保障額を満たすプランをシミュレーションします。

収入保障保険の保険料

N社の収入保障保険を非喫煙者健康体保険料率で60歳まで加入する場合の 基準年金月額別の保険料
年金月額10万円:約1,400円(最大年金総額3,000万円)
年金月額15万円:約2,700円(最大年金総額4,500万円)
年金月額20万円:約3,700円(最大年金総額6,000万円)

収入保障保険は保険期間が終わるまで毎月同じ金額を振込んでくれる、(月払いですが)年金という保障形態で、たまたま保険期間の最低年齢が60歳でした。
月額10万円の場合、契約した翌日に他界すると10万円 x 12ヶ月 x (60歳−35歳)→25年=3,000万円の受取年金総額になります。
55歳で他界した場合は10万円 x 12ヶ月 x 残り5年=600万円の受取総額になります。

定期保険の保険料

Z社の定期保険 55歳満了の非喫煙優良体型料率
7,500万円:約11,000円
5,000万円:約7,300円
3,000万円:約4,400円
2,500万円:約4,300円
1,500万円:約2,500円

収入保障保険と定期保険の組合わせを考えましょう

ところで、7,400万円の必要保障額を満たすために
保険料が一番高くなるのが定期保険7,500万円だけで保障する場合ですが、例えば18年後に7,500万円の死亡保険金は貰いすぎなのでもう少し保険料を削ってみましょう。
1.年金月額10万円と定期5,000万円→最大死亡保険金8,000万円、月額保険料約8,700円
2.年金月額15万円と定期3,000万円→最大死亡保険金7,500万円、月額保険料約7,100円
3.年金月額20万円と定期1,500万円→最大死亡保険金7,500万円、月額保険料約6,200円

安いプランが最適ではないかも

一番安い3.のプランにしたいところですが、ちょっと待ってください。
例えばお子さんが小学校に入学したときにご主人が他界すると3.のプランは1,500万円が振込まれて毎月20万円が保険会社から振込まれます。
贅沢かもしれませんが、ご主人が他界したときに子供2人分の教育費(小学校〜大学までなら2人で約2,600万円)と、予備費くらいの貯金は確保したいと思うかもしれません。
すると最適なのは2.の死亡時に3,000万円が振込まれて毎月15万円がもらえるプランになります。毎月15万円だとギリギリに思えますが、遺族年金もあるので十分な金額です。

ということで、死亡保険の組合わせシミュレーションは,各家庭の考え方によって2.か3.のどちらか選択ということになります。

医療保険のシミュレーション

少々強引にシミュレーションと書いていますが、医療保険は悪く言うと保障内容の揚げ足取りが必要な保険です。

事業主と、会社員・公務員は違う

医療保険のシミュレーションは、全ての給付金の基礎になる入院日額給付金をいくらにするか、が重要です。

公務員と多くのサラリーマンは有給休暇があったり手厚い福利厚生あるなど、入院日額を安く出来る要素が沢山あります。
が個人事業主はフリーランスと言い換えられますが、有給も福利厚生も無く、働かなければお金にならないので実質的に日給月給的な労働形態だったりと、泥臭い労働形態です。
勤めの人達とは違い、入院で働けない日数=生活費も稼ぐことが出来ない日数になりがちです。
シミュレーションと言いにくいのですが、個人事業主の場合医療保険の入院日額は「一ヶ月分の最低限の生活費を30日で割った金額」を基本にすると決めやすくなるでしょう。

手術給付金の倍数

医療保険は、手術給付金の倍数と複数回入院が1回の入院に通算されてしまう基準に気をつけましょう。

保障対象になる1回の手術給付金は入院日額の倍数給付が多いと思います。
例えば
A社:入院中の手術は最大で40倍の給付
O社:入院中の手術は全て20倍の給付
この二社のうち、どちらを選びますか?多くはA社ではないでしょうか。
ですが、A社は入院中の手術のうち体を大きく切る重大な手術であれば40倍の給付ですが、それ以外の手術は全て10倍だったらどうでしょう。
最近の手術は腹腔鏡下術や胸腔鏡下術などの「穴を開ける手術」が多く、それを超えて大きく切るような重大手術の可能性が極端に低くなっています。
ということは、A社の最大40倍の給付を受ける可能性はかなり低いので、O社の手術給付金の方にお得感があると言えるでしょう。

シミュレーションとは違いますが、医療保険は「派手な数字の根拠または条件」をしっかり知っておくことが大切です。
ですがこんなことを自分で調べるのはかなり難しいと思いますので、給付内容は必ず保険募集人に確認してください。

保険料のシミュレーション

保険料のシミュレーションは月額保険料が安くなったね、良かったね。で終わってしまうと「高く付く」ことがあります、という話です。
安く出来たのに高くなるって何?と思うかもしれませんが、読んでみてください。

更新型は怖いぞ

更新型の保険は、契約から10年または15年毎、短い物は1年毎に保険料が上がります。年齢ごとのリスクに応じた保険料なのだそうで、若いときの保険料は安いという特徴があります。
例えば
ある大手生保の死亡保障・医療保障・就業不能保障・介護保障などをまとめた総合保険を、29歳男性がある保障内容で契約した場合の月額保険料は10年間ずっと約9,300円です。
10年後に更新が来て、39歳の保険料は約12,200円で、31%程の増額ですが、さらに10年後49歳になったときに更新されたときの保険料は約19,600円と、29歳時の約2.1倍になります。
29歳の時の保障内容をずっと続けるだけで保険料が2倍以上になるのですが、多くは29歳時より45歳時が子育てなどで多額の保障が必要になる時期なので、生活に大きく影響します。

では、格安生保の更新型保険はどうでしょうか。
総合保険ではありませんが、ある格安生保の定期保険に30歳男性が死亡保険金3,000万円で加入した場合の月額保険料は約2,400円で、40歳:約4,400円(83%増)、49歳:約9,300円(287%増)です。
また、この定期保険を保険金は同額で「保険料支払期間と保障期間を60歳まで」とした場合の月額保険料は約4,500円ですが、なぁんだ、同じ30歳で2,100円も高いと思ってはいけません。
10年更新の場合、30年間の高騰し続ける保険料の総額は約1,932,000円で、60歳まで同一保険料の場合の保険料総額は約1,620,000円と、保険料総額で30万円以上の差が出ます。

生涯支払保険料総額が巨額!?

保険料のシミュレーションで意外に見落としがちなのが保険料「総額」です。
特に終身払いと○○歳(まで)払済みでは、かなり大きな差が出たりします。

35歳男性が格安系の医療保険に加入した場合でシミュレーションしてみましょう。
平成30年の簡易生命表によると35歳男性の平均余命は約47年(82歳まで)と予測されていますが、一方で人生100年時代と言われるように長生きリスクにも備える必要があります。
82歳と100歳の間を取って91歳まで生きるとした場合の、保険料終身払いと60歳払済の場合で比較します。

・入院給付日数60日型日額10,000円
・入院中の手術一律20万円
・3大疾病診断給付金特約1回50万円
・3大疾病保険料払込免除特約付き
・月額保険料
このような内容の医療保険で
  終身払い:約4,700円、60歳払済:約7,100円 でした。

・保険料総額
 終身払い 4,700円 x 12ヶ月 x (91歳−35歳)→56年=約3,158,400円
 60歳払済 7,100円 x 12ヶ月 x (60歳−35歳)→25年=約2,130,000円

保険料総額の差額
 3,158,400円−2,130,000=約1,028,400円

終身払いと60歳払済では保険料の総額が約100万円程違いますが、約1.48倍の開きとも言えます。これはそんなに極端な例ではなく結構普通にあり得る差額や倍率です。

大手と格安生保の保険料比較も大切です

同じ会社の同じ保障内容で保険料払込期間を変えただけでこのような差が出ますが、同じ保障内容でも大手の保険と格安生保とではかなりの差が出ることもあります。
例えば死亡保険金3,000万円・保障期間と保険料払込期間が30年の定期保険の保険料を比較した場合
格安生保→30年間ずっと同じ保険料
大手生保→最初の15年間は格安生保より若干高め、15年後に更新が来て2倍弱になった保険料を15年間支払う
こんなこともあり得ます。
この場合は保険料のシミュレーションをするまでもなく、保険料的に優位なのはどちらかわかりますよね。

楽に4種のシミュレーションを済ませる方法

死亡保険金(必要保障額)・保険の組合わせ・医療保険・保険料 これら4種ののシミュレーションを紹介しましたが、これでも簡易的に紹介しただけです。
保険を見直す時には例えば必要保障額なら生活費を水道光熱費・被服費・食費・遊興費・予備費などに細かく分けてシミュレーションすべきです。
また、保険会社の営業職は自社商品のみの説明と販売に限られるので、格安生保や大手生保との保険料比較はできません。

保険を見直す時の4種の項目のシミュレーションは保険の無料相談がお勧めです。というよりもほぼ全ての保険の無料相談でごく普通に行っています。
特に店舗型の保険相談は強力な保険シミュレーションシステムを備えているので、必要保障額の算出も、保険を組合わせた上での保険料のシミュレーションも、一瞬です。
保険のプロは何組もの家庭の保険相談に乗っているので、家庭ごとのいろいろな要望を聞いてくれるでしょう。
一度無料でアドバイスして貰うのも良いと思います。