保険 見直し 診断

保険の見直しで絶対外せない診断ポイント6選!家族の保障は大丈夫?

保険の見直しをするときに、既加入保険の保障内容が、自身や家族にどのようなメリットデメリットがあるのかなど、保険の診断をする必要があります。
保険は毎年など細かい頻度で見直す必要はありませんが、結婚後、出産の都度、住宅購入、などの節目ごとに見直すことが望ましくなります。
若い頃に入った保険があるけど、子供が生まれたり保育園に入ったりで何年も見ていないなぁ、とう方は、出来れば急いで保険の診断をしておきましょう。

また例えば
・死亡保険金額を決めるのに一番大切なのは教育費です。
・保険料を節約するために保険を組合わせましょう。
などと、保険診断の重要項目や保険料節約のコツを言っても「何を言っているんだ?」と思うかもしれません。ですががこれらは保険の診断や見直しに重要な話なのです。

ここでは、保険の診断から見直しまでに必要な項目を6種紹介します。

1.教育費を考慮していますか

現在加入している死亡保険の保険金の合計が、お子さんが1人のときも2人に増えたときも、例えば3,000万円で変わっていないのであれば、見直しの必要があります。
様々なまとめサイトで違いがありますが、子供1人あたりの塾や習い事なども含めた大学を卒業するまでの教育費は

●保育園〜大学まで全て国公立の場合:約800万円〜1,100万円
●保育園〜高校まで公立で私立大学文系:約1,000万円〜1,300万円
●高校まで公立・私立大学理系:約1,100万円〜1,400万円
●高校まで公立・私立大学医学部:約2,700万円〜4,500万円
となります。
お子さんが増えたときに学資保険に加入するかもしれませんが、学資保険の多くはお子さんが17歳か18歳になるまで受取りが出来ませんし、お子さん1人について1,000万円も加入する家庭はほぼありません。
ですので、お子さんに必要な教育費総額と学資保険の受取総額の差額を、死亡保険金に上乗せしておく必要があります。

2.家賃や住宅ローンを考慮しましたか

多くの家庭の最初の住居は賃貸なので、結婚したときや最初のお子さんが生まれたときに加入した死亡保険は、何十年分もの家賃(住居費)も含めた死亡保険金額を設定していると思います。
時が経ち、念願の住宅を買ったあとも、死亡保険金がそのままということはありませんか。

団信はもう一つの保険です

住宅ローンは団体信用保険で守られるので、被保険者(保険を掛けられている人)が死亡した場合、ローンの残債は全て団信から返済されます。
つまり、住宅をローンで購入した場合は、今まで加入していた保険とは別の保険で住居費が保障されるので、既加入保険の死亡保険金を減額することが可能なのです。
死亡保険金を減額すると毎月の保険料も節約できます。

ですが保険金が不足しているかもしれまん

住宅を買ったら保険料を減額できる!と書いたようなものですが続きがありまして、住宅を買う頃にはお子さんも増えていますよね。
お子さんが増えている→必要な教育費が増えているのです。
ということは、良く考えたら団信効果で死亡保険金が下げられる金額を超えるような、死亡保険金の増額が必要かもしれません。
住宅購入時には必ず、お子さんの教育費や、団信で保障されない管理費や修繕積立金などの毎月必要な費用もシミュレーションをして、死亡保険金の過不足を確認してください。

3.複数の保険商品を組合わせていますか

この話から既契約保険の診断と言うより見直し全般の話になりますが、まずは保険を組合わせることで無駄の無い保障と低廉な保険料を実現する話を紹介します。

巨額の保険金が必要?

例えば4歳・2歳・0歳のお子さんが全員、保育園〜大学まで国公立の場合、総額3,000万円の教育費が必要です。
また家庭の主所得者がご主人として、ご主人に万が一があった後の家族の生活費と教育費を保障する死亡保険は、最短でも末子が社会人になるまでの間は必要です。
ご主人以外の、家族4人の毎月の生活費が20万円だとすると、20万円×12ヶ月×22年=5,280万円の死亡保険金が必要で、教育費も含めると8,280万円の死亡保険金が必要です。

減り続ける保険金と過保障

ですが、生活費は5年後なら4,080万円が必要、10年後は2,880万円、15年後は1,680万円と、時の経過と共に必要な金額は減っていきます。
15年後であれば3人のお子さんに必要な教育費は1,800万円ほどに減少しているはずなので、生活費1,680万円+教育費1,800万円=3,480万円の死亡保険金があれば大丈夫です。
なのにずっと8,280万円の死亡保険金のままというのも過保障ですし、保険料も無駄になります。

合理的な保障をする収入保障保険

収入保障保険は、例えば毎月20万円など契約時に決めた月額給付金(月額なのに「年金」といいます)の受取りが、保険期間終了まで続く保障形態です。
例えば35歳の人が60歳までの保険期間で契約した場合、運悪く契約の翌日に他界すると、20万円×12ヶ月×25年=総額6,000万円の受取保険金(年金)総額になります。
10年後に万が一があると20万円×12ヶ月×15年=総額3,600万円、20年後になると保険期間は5年なので受取総額1,200万円と減額しますが、死亡保険金6,000万円の定期保険より保険料が安くなります。

複数の保険で合理的に節約

そこで、死亡保障を定期保険だけで賄うのでは無く、例えば
●年ごとに減っていく生活費は、収入保障保険
●大学のときに一番お金が必要になる教育費は、定期保険
このように保障の目的によって保険を分けると、年ごとに減っていく死亡保険金を合理的に保障でき、さらに定期保険だけで保障すると高くなる保険料を節約する効果も望めます。

4.死後に入るお金を考慮していますか

お子さんが3人の家庭でなら8,300万円もの死亡保険金を用意する必要があります!的な事を書きましたが、今持っているお金と死後に入ってくるお金などを死亡保険金から減額できます。
保険金額の算出は、出費額の加算だけでは無く、死後に入金するお金を減額した、「加算」と「減算」が揃うことで、正しい死亡保険金額になります。
●遺族年金
●死亡退職金
●勤務先独自の弔慰金制度による入金
●祖父母から孫に贈与する予定の教育費や育児費用
●所持している土地
●株式などの金融商品
●預貯金
これらが死亡保険金から減額できるお金です。

死亡退職金や弔慰金は勤務先に確認した方が良いでしょう。
近いうちに建物を建てる予定の土地など、どうしても手放せない物は死亡保険金の減額対象にすべきではありません。

5.保険料支払方法と総額を考えたことはありますか

終身医療保険や死亡保険の終身保険の支払方法に「終身払い」がありますが、60歳払済(60歳で保険料の払込が終わり以後終身まで保障が続く)や70歳払済などよりも不利になる面があります。
もし既加入の保険が終身払いなら、場合によっては見直した方が良いかもしれません。

終身払いで損する?

終身払いは長生きする程、60歳払済や70歳払済よりも「支払保険料総額」が他の支払方法より高額になります。
月額保険料は終身払いが一番安くなるのは当たり前ですが、毎月の負担が安くなった!と喜べる反面、保険料総額で老後に痛い目を見ます。

例えばある保険会社の終身医療保険で、35歳女性の医療保険の60歳払済の月額保険料が6,500円、終身払いなら3,600円とします。
人生100歳時代と言われるので、終身払いで100歳まで(65年間)支払う保険料総額は3,600円×12ヶ月×65年=2,808,000円です

一方で60歳払済の場合は6,500円×12ヶ月×25年=1,950,000円となり、終身払いの保険料総額との差額は858,000円になります。
60歳払いと終身払いなんて極端な比較に思えるかもしれませんが、保険会社によっては60歳・65歳・終身払いの3択しかない場合もありますので、案外このような状況はあり得ます。

老後資金を考慮していますか

先の話の続きで、終身払いを選択した場合は老後も保険料を払い続けなければならず、さらに老後資金が85万円以上も減るという二重苦的な状況になります。
保険の無料相談や保険の営業職も保険料の話はしますが「支払保険料総額」の話はあまりしません。
保険を見直すのであれば、老後資金を考えながら、保険料の支払方法や支払総額を精査する気持ちで考えてみましょう。

6.既加入の保険を生かしていますか

保険の見直しというと、今までの保険を捨てて新しい保険に取り替えると思う方も多いと思いますが、既加入の保険がある程度古いのであれば解約しない方がよい場合があります。
既加入の保険が今よりも積立利率が良かったときの保険かもしれません。

お宝保険かもしれません

既加入の終身医療保険の保障内容が日帰り入院に対応していないし、先進医療特約も付いていない、と嘆く前に、まずその保険の「積立利率」を聞き、現行の保険と比較しましょう。
積立利率が高い保険は保険料の割には保障額が高いとか、意外に解約返戻金が貯まっている、お宝保険かもしれません。

既加入保険の良い部分を温存

また、日帰り入院や先進医療など最近開発された部分について、は既契約の保険を生かした上で、現行の保険少額で追加加入しておけば良い場合もあります。
解約返戻金、積立利率、既加入保険に欠けている部分と、それを補う現行保険の設計などは、自分で調べたりプランを練るのは大変なので、保険のプロなどに無料相談するのが賢明です。

まとめ

保険の見直し前に既契約の保険を診断することが必要ですが、同時に今の家族の状況や生活費、将来のお子さんの進学などのライフプランも考えることが必要です。
さらに言えば、既加入の保険を上手に生かし、最低限の保険の追加加入で合理的な保障と保険料の節約を目指したりなど、保険の診断から見直しまでかなりの労力と時間が必要になります。
また、医療保険や定期保険だけでも多数の保険商品があり、その中で自分や家族の将来に合う保険を選べる知識も必要です。

超高額だからこそしっかり診断して見直し

忙しくて時間が無く、診断も保険見直しも面倒かもしれませんが、一生涯で何百万円も、もしかしたら一千万円以上も支払う高額商品なので、しっかりとした診断と見直しをしたいですよね。
そんなときは、保険の診断や見直しの大変な部分を、保険プロに頼ってみるのもいいかもしれません。

保険のプロはあなたの保険証券を見ながら的確に診断し、ライフプランをじっくり聞いて、見直しプランをアドバイスしてくれます。
もしあなたがそのプランを気に入り、見直しの必要性を感じたのであれば、新規加入などをするのが良いでしょう。
試しに一度、保険のプロに話を聞いてみるのがお勧めです。